中小企業にとって必要不可欠なクラウド会計!分かりやすく解説

事業主の方へ

現在、会計業界は確実にクラウド化の流れです。

会計ソフト業界も、インボイス導入や電子帳簿保存法を好機と捉え、日々クラウド会計サービスを進化させています。

今回は、クラウド会計のメリット・デメリットについて、まとめます。

中小企業にとって必要不可欠なクラウド会計!
メリット・デメリットを分かりやすく解説します

そもそもクラウドとは?

クラウド会計とは、オンライン上で行われる会計処理のことを指します。

オンライン上であるため、従来のPCインストール型会計ソフトと比べて、以下のメリット・デメリットがあります。

クラウド会計のメリット

1.セキュリティが高い
クラウド会計の場合、データはオンライン上に保存されます。このため、パソコンが故障してもデータを失うことはありません。また、セキュリティもしっかりと保たれているため、不正アクセスなどのリスクが少ないとされています。

2.データの共有が簡単
クラウド会計の場合、データを共有することが簡単です。例えば、会計事務所とのデータ共有や、社内で複数の人が同じデータを利用する場合でも、共有がスムーズに行えます。

3.帳簿の管理が容易
クラウド会計の場合、帳簿の管理が簡単になります。例えば、請求書をスキャンしてアップロードするだけで、自動的に帳簿に反映されるなど、手間がかかる作業を簡略化することができます。

4.いつでもどこでもアクセス可能
クラウド会計の場合、インターネットに接続できる場所であれば、いつでもどこでもアクセスすることができます。このため、外出先や出張先でも、簡単に会計処理を行うことができます。

5.低コストで利用可能
クラウド会計の場合、従来の会計ソフトと比べ、低コストで利用することができます。例えば、月額数千円程度で利用することができるサービスもあります。

以上のように、クラウド会計は多くのメリットがあります。

クラウド会計のデメリット

クラウド会計にはいくつかのデメリットがあります。以下にいくつか例を挙げてみます。

1.インターネット接続が必要
クラウド会計はインターネット上で行われるため、インターネット接続が必要になります。インターネット環境が不安定な場合、業務が滞る可能性があります。

2.セキュリティリスク
クラウド会計には機密性の高い情報が含まれるため、セキュリティリスクがあります。クラウドサーバーへの不正アクセスやデータ漏洩のリスクがあります。そのため、クラウド会計を利用する際には、セキュリティ対策に注意する必要があります。

3.カスタマイズ性の限界
クラウド会計ソフトウェアは、一般的な業務に対応する機能が豊富に備わっていますが、企業ごとの個別の業務に合わせたカスタマイズは限界があります。特殊な業務に対応するためには、別途開発やカスタマイズを行う必要がある場合があります。

4.月額利用料が発生する
クラウド会計は、利用するためには月額の利用料が発生します。従来のパッケージソフトと比較すると、初期費用が安い代わりに、長期的には継続的に利用料がかかることになります。

以上のように、クラウド会計にはデメリットもあるため、導入前には慎重な検討が必要です。

クラウド会計ソフトの種類

現在、クラウド会計アプリはいくつかあります。以下にいくつか例を挙げてみます。

《国内はこの2強です》

freee(フリー):国内最大級のクラウド会計ソフトウェアです。創業以来、急速に成長し、中小企業を中心に多くの企業が利用しています。オンライン請求書の発行、経費管理、売上管理、会計帳簿など、ビジネスのあらゆる側面をカバーしています。

マネーフォワードクラウド:銀行口座やクレジットカードの取引履歴を自動的に読み取り、自動的に仕訳を行ってくれます。また自動仕訳機能があり、入力をアシストしてくれます。レポート機能からは、リアルタイムに業績を把握できます。

《参考:海外発のもの》

・Xero(ゼロ):オーストラリア発のクラウド会計ソフトウェアで、現在世界中で利用されています。オンライン請求書の発行、仕訳の自動化、売上管理、財務レポートの作成など、多くの機能があります。

・QuickBooks Online(クイックブックス・オンライン):アメリカ発のクラウド会計ソフトウェアで、中小企業を中心に利用されています。オンライン請求書の発行、仕訳の自動化、売上管理、資産管理など、多くの機能があります。

今後の展望

クラウド会計は、従来の会計システムに比べて多くのメリットを持ち、世界中で急速に普及しています。今後も、以下のようなトレンドが予想されます。

1.AIの活用:クラウド会計ソフトウェアには、AI技術が活用されています。AIを活用することで、勘定科目の自動設定や会計処理の自動化が進み、作業の効率化が図られます。

2.モバイル化:スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で、いつでもどこでも会計処理を行えるようになります。クラウド会計ソフトウェアは、モバイルアプリの開発が進んでおり、これからもますますモバイル化が進むと予想されます。

3.ビジネスインテリジェンスの活用:クラウド会計ソフトウェアは、ビジネスインテリジェンス(BI)機能を搭載している場合があります。BIを活用することで、会計データから得られる情報を分析し、経営戦略の立案に役立てることができます。

4.クラウドサービスのさらなる普及:クラウドサービスの普及が進むにつれて、クラウド会計ソフトウェアの利用もますます増加すると予想されます。特に、中小企業や個人事業主にとっては、クラウド会計ソフトウェアの利用がますます一般的になると予想されます。

5.金融機関との連携:クラウド会計ソフトウェアは、金融機関との連携が進んでおり、銀行口座から自動的に入出金データを取り込むことができるようになっています。今後は、金融機関との連携がますます深まり、さまざまな金融サービスを提供することが期待されます。

以上のように、クラウド会計は今後もさらなる発展が期待される分野であり、ビジネスにとって重要な役割を果たすことが予想されます。

まとめ

2023年4月現在、インボイス制度と電子帳簿保存法が追い風になり、会計ソフト業界が、急ピッチでクラウド化を進めております。

具体的には、会計データの自動取込(預金・クレジットカード連携等)はもちろんのこと、

請求書等の取込み →自動仕訳(インボイス自動確認)→電子保存(電子帳簿保存法対応)です。

仕訳と請求書等の証憑が完全に紐づくことで帳簿の信頼性は向上し、税務署的には大喜びと思います。

☆近い将来、人間がやる作業は…

・①紙の請求書等をスキャナーなどで、パソコンに取込無作業
(すべての請求書等が最初から電子化されるようになれば、これも無くなります。)
・②会計データの最終チェック
だけになりそうです。

☆今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました☆